2011年6月25日土曜日

ドーズペインティング・IMRT(強度変調放射線治療)は京大放射線科で行なってます


ドーズペインティング・IMRT(強度変調放射線治療)は京大放射線科で行なってます

についての話

 IMRTは放射線治療の最も高精度な治療形態です。

癌の細胞に集中的に放射線を照射し、正常細胞に放射線が当たるのを極限まで

減少させるので、合併症発生率を従来の10%から2%に減少させるというデータ

があります。あたかも、テープでマスクしてペンキを吹き付けて塗装する従来の方法

にたいして絵筆で絵を描くごときものだと例えられて、ドーズペインティングと呼ば

れています。

 癌細胞に放射線を集中できることから、特定の代謝活性領域へさらに高精度に

放射線量を増量でき、放射線の当て方自体を改良することによって、がんに当てる

放射線量のみを増やし、合併症を減らそうというIMRTです。CTの画像を撮影し、

そのデータをもとに3次元の画像を再構成し、どこに何パーセントの放射線を当てるか

を事前に決めることができます。多方向から放射線を当てることで、1方向当たりの

放射線量は弱くなり、正常組織に当たる放射線の量も減らす三次元原体照射です。

 定位放射線照射は、直線加速器(リニアック)が回転することによって、無数の

方向から放射線ががんに集中します。

 いびつながんの形をコンピュータが読み取り、がんにだけ強い放射線が当たるよう

に各方向からの放射線量を不均等に加減するIMRT(強度変調放射線治療)です。

直腸が耐えうる放射線量など、いくつものデータを入力していくと、コンピュータ

が最適な治療計画を作ります。

 先にホルモン治療をすると放射線の効きがよくなり、肥大した前立腺が小さくなる。

的が小さくなれば、直腸への放射線量も減らすことができるので、ます4~5カ月間、

ホルモン治療をします。IMRTは京大放射線科で行なってます。
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ドーズペインティング・IMRT(強度変調放射線治療)は京大放射線科で行なってます

についての話でした

前立腺がん/前立腺肥大症/症状・PSAマーカー検査と名医

目      次

前立腺炎の症状・診断・治療法

PSAマーカー検査の普及で前立腺がんの早期発見

不安定膀胱と前立腺肥大症

前立腺がんにおける重粒子線治療とホルモン療法の併用

全摘術・TURP術・ホルモン療法・放射線療法

ドーズペインティング・IMRT(強度変調放射線治療)は京大放射線科で行なってます

前立腺がんの名医 癌研有明病院

前立腺がんの名医 東北大学病院

前立腺がんの名医 北海道


TURP で排尿障害治療 
  

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