2011年7月7日木曜日

不安定膀胱と前立腺肥大症

不安定膀胱と前立腺肥大症

 について

 前立腺が肥大し、尿が出にくくなると、その影響によって膀胱の筋肉

や神経に変化がおこります。膀胱にある、尿がたまったことを知らせる

センサーが、大きくなった前立腺によって刺激を受けるため、膀胱が過

敏状態になります。膀胱に尿がたまらないうちに尿意がおこり、頻繁に

トイレに行きたくなります。

 排尿したくなると、急にがまんできずトイレに駆け込む、場合によって

はもらしてしまう切迫性尿失禁もあります。

 この状態を不安定膀胱と言います。前立腺肥大症の60~80%が不安定膀

胱になっていると推計されています。原因が神経疾患にあるものを

神経因性膀胱と言い、原因不明のものを不安定膀胱と言います。

北田真一郎元宮崎医科大助教授は、不安定膀胱の患者にMRI(磁気共鳴画像診断)

を行い、CT(コン ピューター解析画像診断)ではわからなかった

多発性脳硬塞を発見しています。急迫生(切迫性)尿失禁に対し抗コリン剤などを

内服しますが、前立腺肥大症による時は、手術などによる治療後に不安定膀胱も

治ることがあります。

不安定膀胱と前立腺肥大症

 についてでした。

前立腺がん/前立腺肥大症/症状・PSAマーカー検査と名医

目      次

前立腺炎の症状・診断・治療法

PSAマーカー検査の普及で前立腺がんの早期発見

不安定膀胱と前立腺肥大症

前立腺がんにおける重粒子線治療とホルモン療法の併用

全摘術・TURP術・ホルモン療法・放射線療法

ドーズペインティング・IMRT(強度変調放射線治療)は京大放射線科で行なってます

前立腺がんの名医 癌研有明病院

前立腺がんの名医 東北大学病院

前立腺がんの名医 北海道


TURP で排尿障害治療 
  

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