2011年7月7日木曜日

PSAマーカー検査の普及で前立腺がんの早期発見

PSAマーカー検査の普及で前立腺がんの早期発見

 について

 前立腺がんは従来は発見される前立腺癌の80%以上が

転移した進行癌であったために患者の症状を軽くする治

療すなはち内分泌療法が多かった。しかし、この10年間

の各種診断技術の向上により根治的治療が可能な早期の

癌で発見されるようになった。

 アメリカでの国をあげての取り組みが効を奏し、この

10年間に前立腺癌の早期発見に向けての診断技術は飛躍

的に向上した。

その最たる理由は前立腺腫瘍マーカー(PAまたはPSA)検

査の普及である。

 1980年代にPSA(前立腺特異抗原)という

腫瘍マーカーの測定ができるようになって、

早期の前立腺がんが発見されやすくなった。

 PSAは前立腺の細胞から分泌されて、血液中に増加する

タンパクだ。ただし、他の前立腺疾患でも高い値になる。

血液検査でPSAの値を測るだけの簡便な検査なので、

前立腺がんの有無をふるいわける検査として普及している。

 腫瘍マーカーの数値が4~9まではグレーゾーン。

10以上になると生検が必要。

 前立腺がんでは、PSAと結合するタンパクも合成されるため、

遊離型が増えて遊離型/総PSA比は高値になります。

 前立腺肥大症ではタンパクが合成されないため、

遊離型/総PSA比は低値となります。

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PSAマーカー検査の普及で前立腺がんの早期発見

 についてでした。

前立腺がん/前立腺肥大症/症状・PSAマーカー検査と名医

目      次

前立腺炎の症状・診断・治療法

PSAマーカー検査の普及で前立腺がんの早期発見

不安定膀胱と前立腺肥大症

前立腺がんにおける重粒子線治療とホルモン療法の併用

全摘術・TURP術・ホルモン療法・放射線療法

ドーズペインティング・IMRT(強度変調放射線治療)は京大放射線科で行なってます

前立腺がんの名医 癌研有明病院

前立腺がんの名医 東北大学病院

前立腺がんの名医 北海道


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